こんにちは。皆さんは、お前まだNBAでやれるやろ…って思っている選手はいますか。私は、かなりのロールプレイヤー好きなので、そういった選手は今までたくさんいました。今回はそんなNBAの競争に負けた選手で、まだやれると思っている内の一人、ハミドゥ・ディアロを紹介いたします。
2019ダンクコンテスト覇者 ハミドゥ・ディアロ
皆さんはそもそも、ハミドゥ・ディアロを覚えていますか。彼は、2018ドラフトで全体45位でネッツから指名を受け、その後2度のトレードを経て交渉権がサンダーへ移り、彼のキャリアはサンダーでスタートしました。彼は、サンダー、ピストンズ、ウィザーズを渡り歩き、合計6年をNBAで活躍しました。現在は中国リーグに活躍の場を移しています。
そんな彼ですが、このNBAの世界で一番輝きを放った瞬間は、2019年のオールスターのダンクコンテストです。彼は最初のダンクで48点を取ると、二回目のダンクでは、ユニフォームの下にスーパーマンの仮装をし、レジェンド選手であるシャックを飛び越え、カーターと同じ肘入れダンクを披露し、見事満点の50点を取りました。その後、3,4回目のダンクも高難易度のダンクを披露し、2019年のダンクコンテストで優勝しました。
ハミドゥ・ディアロがまだやれる理由
ハミドゥ・ディアロがまだやれると思っている理由は、ピストンズに所属していたときの活躍を見ていたからです。彼が試合に出ている間は常に熱を持ってプレイしており、ディフェンスもオフェンスも全力でプレイしていました。Youtubeに上がっているハイライトを見ていただければ一目瞭然だと思います。特に気力を感じた期間は、2021-22シーズンの32~34試合目です。この付近の期間はケイドもグラントも試合に出ておらず、スタートを任されていました。そんなチームの中心がいない中、ディアロは28、31、34得点と活躍し、サディク・ベイと共にチームを引っ張りました。これは私の主観ではありますが、ベイとディアロのコンビの方が、ケイドとグラントのコンビよりも気迫を感じました。そのぐらい彼はチームのエナジーであったと思います。出ていった時はとても悲しかったです。
NBAでのシーズン最終年にあたる2023-24シーズン、Gリーグにいっても腐らず、41得点や34得点などGリーグのレベルではないことも証明しました。正直契約がもらえなかったことが不思議なくらいです。
終わりに
いかがだったでしょうか。正直、スリーポイントやフリースローが下手だったりと弱点は分かりやすい選手ではありますが、それでもまだ彼のエナジーやオンボールディフェンス力、ミドルレンジなど、NBAでやれる理由はたくさんあると思います。時代が違えば、主力にも慣れたでしょう。
マスクド・ディアロはリップ・ハミルトンみたいで、かっこよかったんですけどね。ぜひフリースローだけでも克服してカムバックしてほしいです。といったところで今回はこの辺で。それでは💤
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