カイル・コーバー 最高のロールプレイヤー㉗

こんばんは。フル出社が始まってそんなに立っていませんが、すでに限界がきている私です。何十年もフル出社してる人は、本当に人間ですか???いつも、お疲れ様です。マジで。中坊も頑張ります。

さて今回は、ロールプレイヤーシリーズ27弾。127試合連続3ポイント成功の偉業を成し遂げた名シューター。カイル・コーバーを皆さんに紹介します。

カイル・コーバーのキャリア

カイル・コーバーは、全体51位でネッツから指名されました。しかし、直後に解雇され、76ersに入団し、キャリアをスタートしました。

ルーキーシーズン(2003-04)彼は、74試合にベンチから出場。11.9分のプレータイムで、4.5得点、1.5リバウンド、0.5アシストを記録しました。2年目(2004-05)からは、プレータイムが激増。82試合中57試合でスタメンを務め、プレータイムは32.5分をもらい、平均11.5得点、4.6リバウンド、2.2アシスト、1.3スティールを記録。6thマン候補にも名前があがるほどに活躍をしました。

その後も2007-08シーズンの途中までの4シーズン半を76ersで過ごし、2005-06,06-07シーズンでも、6thマン候補に名前が挙がり、06-07ではフリースロー%が9割1分4厘でリーグ1位に輝きました。結果的に、4シーズン半で、337試合に出場し、約26分のプレータイムで、10.3得点、3.1リバウンド、1.4を記録しました。

2007-08シーズンの途中からは、ジャズに在籍。50試合にベンチから出場し、21.5分のプレータイムで、9.8得点、2.0リバウンド、1.4アシストを記録しました。そこから、2009-10シーズンまでの2シーズン半をジャズで過ごしました。2008-09,09-10の2シーズンでは、130試合に出場し、21.7分のプレータイムで、8.3得点、2.8リバウンド、1.7アシストを記録しました。特に2009-10シーズンは、3ポイントの確率が5割3分6厘と驚異の確率を残し、リーグ1位の3ポイント成功率となりました。

2010-11シーズンは、ブルズと契約。次シーズンの2011-12までの2シーズンを過ごしました。合計147試合に出場。平均21.2分のプレータイムで、8.2得点、2.1リバウンド、1.6アシストを記録しました。

2012-13シーズンはホークスと契約。2016-17シーズン途中の4シーズン半をこのホークスで過ごし、彼の実力が一番輝いたチームでもありました。この4シーズン半で、332試合に出場し、307試合でスタメン。31.3分のプレータイムをもらい、10.9得点、3.7リバウンド、2.4アシストを記録しました。また、2013-14,2014-15,そしてホークスとキャブスの2チームに所属した2016-17シーズンの合計3シーズンでは3ポイント成功率1位に輝き、2014-15にはオールスターとスポーツマンシップ賞に選出。さらには、127試合連続3ポイント成功などの偉業も成し遂げました。

2016-17シーズンの途中からは、キャバリアーズに在籍。2018-19シーズンの途中までの約2シーズンをキャバリアーズで過ごしました。124試合に出場し、21.6分のプレータイムで、9.3得点、2.3リバウンド、1.1アシストを記録しました。

その後の2018-19は古巣のジャズで半シーズン(54試合、20.1分のプレータイムで、9.1得点、2.5リバウンド、1.2アシスト)、2019-20シーズンはバックスで1シーズン(58試合、16.6分のプレータイムで、6.7得点、2.1リバウンド、1.2アシスト)を過ごし、その後は他のチームからの契約をもらっていないため、公式な引退宣言はしていないものの、引退扱いとなっています。

正確無比なイケメンシューター カイル・コーバー

 彼の長所は何といっても、正確無比な3ポイントですね。自分でクリエイトするようなタイプではありませんが、ランニングシューターとしては歴代屈指の選手であり、キャリア通算2450本の3ポイントで現在も歴代8位に名が残っています。これは、現在レイカーズで監督をしている名シューターとして名高いJJ・レディックよりも500本も多く決めており、彼の凄さが分かります。また、ただ本数を多く打っているということではなく、キャリア3ポイント成功率4割2分9厘でこれも歴代で10位に入っています。よって乱発によって達成した記録ではなく、淡々と3ポイントを決めてきた結果が、8位へと導いたといえるでしょう。仮に生まれた日がもう数年遅くても、NBAで活躍していたのではないでしょうか。彼の3ポイントはとても美しいので、お暇な人は下の動画を見てください。

カイル・コーバーのベストゲーム

そんな3ポイントの印象が強い彼のベストゲームは、個人的にはキャバリアーズに在籍していた2017-18シーズンの11月13日のニックス戦ですかね。 彼はこの試合ベンチ出場ながら、28分のプレータイムで、21得点、5リバウンド、1アシストを記録。なぜこの試合がベストかというと、実は、この試合3クオーターまでの彼の点数は、フリースローの2得点のみだったんですね。チームも15点差で負けており、負けムードが漂う中、4クオーターに3ポイント5本を含む19得点の爆発。チームも15点差をひっくり返し見事勝利しました。 この試合の逆転への立役者はレブロンでもなく、ケビン・ラブウェイドではなく、コーバーだったといえるでしょう。この試合の4クオーターのハイライトを載せておきます。

終わりに

いかがだったでしょうか。JR・スミスニック・ヤングなどの野性的なシューターもいいですが、カイル・コーバーJJ・レディックなどの正統派シューターもいいですよね~。皆さんはどちらが好きですか。名前もあげたので過去に取り扱ったニック・ヤングの記事を貼っておきますので、お時間のある人はぜひ。>> ニック・ヤング 最高のロールプレイヤー⑲

といったところで、今回はこの辺で。それでは💤

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