こんばんは~。
今回は、“外角の切り札”としてチームに勝利の起点をもたらす、サム・ハウザーを皆さんに紹介いたします。
サム・ハウザーのこれまでのキャリア
サム・ハウザーは1997年12月8日、アメリカ・ウィスコンシン州グリーンベイ生まれ。身長6フィート7インチ(約2.03m)、体重217ポンド(約97kg)というプロポーションで、主にスモールフォワード/パワーフォワード寄りのポジションを務めています。
大学時代は Marquette University(マーケット大学)でプレーしたのち、転学しUniversity of Virginia(バージニア大学)でも活躍しました。
2021年のNBAドラフトでは指名されませんでしたが、同年8月にボストン・セルティックス と2ウェイ契約を結びNBA入り。
その後、2ウェイ契約から通常契約へ移行し、NBAでのキャリアを積み重ねています。2023-24シーズンにはセルティックスの優勝メンバーとしても名を連ねました。
高確率なホットシューター サム・ハウザー
ハウザーの最大の武器はアウトサイドシュートであり、特に3ポイント成功率の高さが光ります。例えば、2023-24シーズンには3P成功率42.4%を記録し、チーム内でもトップクラス。
また、彼は「ベンチから流れを引き寄せるタイプの選手」であり、試合の展開が停滞している時に投入されて、淡々と3ポイントを沈めることができる選手です。
加えて、オフェンスでは起点としてではなく“スポット外角シューター”という限定的な立ち位置を守りながら、ディフェンス面でもあらゆる選手を守れることも彼の魅力です。
実際、2024年のファイナルでも、タイプの違うアービングとドンチッチの二人を良く守っていました。
サム・ハウザーのベストゲーム
ハウザーのキャリアを象徴する一戦として、2025年3月10日に行われたユタ・ジャズ戦があります。彼はこの試合で 33得点、3P成功9本をマークし、7本の3Pを第3クォーターに集中して沈めるという圧巻の働きを見せました。
この爆発がチームに勢いを与え、勝利へとつながりました。
終わりに
いかがだったでしょうか。
サム・ハウザーは、NBAという華やかな舞台において、華麗なスターの影に隠れながらも、“勝利のために必要なピース”をきっちり果たしてきた選手です。
外角からの一発で流れを作る瞬間、チームの動きを変える瞬間、彼の存在感は数字以上の価値を持っています。
スターの裏方として機能しつつ、ホットハンドの時は自らも主役級の輝きを放つ。まさに「理想的なロールプレイヤー」です。
最近ずっと思っていましたが、セルティックスは本当に選手探しが上手いですよね。仮に、テイタム・JB体制が変わったとしても、数年で立て直して、ファイナルに顔を出していることでしょう。
といったところで、今回はこの辺で。また~💤

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