ジョシュ・マイノット 未来の名ロールプレイヤーを探せ!③

こんばんは。今回は、「未来の名ロールプレイヤーを探せ!」第3弾。ジョシュ・マイノット(Josh Minott)をご紹介します!

ジョシュ・マイノットのこれまでのキャリア

ジョシュ・マイノットは、身長203cm、体重93kg。バハマ系アメリカ人で、メンフィス大学出身のスモールフォワード/パワーフォワードです。2022年のNBAドラフトで全体45位指名を受け、シャーロット・ホーネッツに指名された後、すぐにミネソタ・ティンバーウルブズへトレードされました。

ルーキーイヤーはほぼGリーグでのプレーに終始。しかし、2年目の2023-24シーズンにはNBAでの出場機会が増え、特にディフェンス面とアスレチック能力の高さで評価され始めます。プレータイムは依然として限られていますが、サマーリーグや練習でのハッスルプレイから、フロント・コーチ陣の期待が高まっている注目株です。

今季(2024-25シーズン)もティンバーウルブズに所属しており、今後のローテーション入りが期待される“次の一歩が待たれる男”の一人です。

エネルギーと守備力で「変化を起こせる」ロールプレイヤー ジョシュ・マイノット

 マイノットの武器は、爆発的な運動能力とディフェンス力。213cmとも言われる長いウィングスパンを活かし、ブロック・スティール・リバウンドといった“スタッツに出るハッスル”でチームに貢献できるタイプのウイングです。

特にトランジション時のスピードとジャンプ力は圧巻で、速攻時には豪快なダンクで観客を沸かせるシーンも。ディフェンスでは1〜4番まである程度スイッチ可能で、身体を張るプレーが持ち味。

一方で、技術的なオフェンス面では発展途上。ジャンプシュートの安定感には課題が残るものの、キャッチ&シュートのフォームは改善傾向にあり、リリースも遅くないため、今後の成長次第では万能ウイングとしての地位を確立する可能性も。

ロールプレイヤーとしては、「第2のデリック・ジョーンズ・ジュニア」的な動きのできるエナジー型フォワードとしての道が現実的で、チームに流れを呼び込むプレイヤーとしての評価が高まりつつあります。

ジョシュ・ミノットのベストゲーム

そんな彼のベストゲームは、2024年の12月4日のクリッパーズ戦です。
この試合でミノットはベンチから20分出場し、13得点・8リバウンド・1ブロック・1スティールをマーク。彼の持ち味であるエナジーで攻守でインパクトを残し、チームの大勝に貢献しました。

終わりに

いかがでしたか?
第1弾のルカ・ガルザ、第2弾のジョーダン・ウォーラに続き、第3弾もまた、“まだブレイクしていないけど、確実に面白い”逸材だったのではないでしょうか。

個人的には、このままルーキースケール中にブレイクできなければ、ラグジュアリー税に悩む優勝候補チームが、安価なディフェンス要員としてローテーション入りさせる未来も見えてきそうです。また、ブレイザーズやスパーズのような若手育成路線のチームに移籍したとしても“ディフェンスのキーマン”になる可能性を秘めていると思います。

次回の第4弾もお楽しみに。それでは!💤

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