デビッド・ジョーンズ・ガルシア 未来の名ロールプレイヤーを探せ!⑥

こんばんは。今回は、サンアントニオ・スパーズが見出したラテンアメリカの原石。ドミニカ共和国出身のスウィングマン、デビッド・ジョーンズ・ガルシアを紹介します。

デビッド・ジョーンズ・ガルシアのこれまでのキャリア

デビッド・ジョーンズ・ガルシアは、身長198cm、体重95kgのウィングプレイヤー。ドミニカ共和国・サントドミンゴ出身で、高校時代からアメリカに渡り、大学ではDePaul(2021–22)→St. John’s(2022–23)→Memphis(2023–24)とステップアップ。最終学年ではAACオールファーストチームに選出されるなど、エナジーと得点力を見せつけました。

2024年のNBAドラフトでは指名されませんでしたが、その後Gリーグで強烈なインパクトを残します。メキシコシティ・キャピタネス、ソルトレークシティ・スターズと渡り歩き、Gリーグでは平均24得点・7リバウンド・3アシスト前後の成績を残しました。

2025年夏のサマーリーグではさらに進化した姿を見せ、特にラスベガス・サマーリーグでは3P成功率50%以上、平均21得点超えの活躍を披露し、All-Summer League First Teamに選出。これが評価され、サンアントニオ・スパーズとツーウェイ契約を結ぶに至ります。

戦術理解度と勝利への執念 デビッド・ジョーンズ・ガルシア

ジョーンズの最大の魅力は、試合を読む力とハードワークの徹底ぶりかなと思います。スコアリングとしてもいいんですけどね。

攻守にわたってハイモーター型の選手で、特にディフェンスではスイッチ対応力があり、1〜3番をスムーズに守れるのが強みです。ルーズボールやオフボールでの読み合いにも秀でており、ヘッドコーチ・ポポビッチ体制にもフィットする知性とタフネスを兼ね備えています。

オフェンスでは、速攻時の得点力、コーナー3Pの確率の高さ、そしてショットフェイクからのドライブで安定した効率を残しています。オンボールでの動きも素晴らしく、1〜2アクションで決断できる判断力の良さが、NBAレベルでの信頼につながっていると思います。

また、2025年夏にはユーロリーグの強豪オリンピアコスから年俸200万ユーロ超のオファーを受けながらも、それを辞退。「NBAで成功したい」という夢を貫き、スパーズでのキャリア継続を選んだ姿勢も話題を呼びました。

参考動画として、サマーリーグでの試合とGリーグで51得点したときのハイライトを貼っておきます。

終わりに

いかがでしたか?今回は、“タフで知的なラテン系ウィング”の登場でした。

「スコアラー気質」と「ディフェンス職人」の中間に位置する彼は、特にシチュエーショナルな使われ方で真価を発揮するでしょう。個人的には、デビッド・ジョーンズ・ガルシアは、ブルース・ブラウンやジョシュ・ハートのような、エネルギッシュなユーティリティプレーヤーとして、スパーズのベンチから存在感を放ち続ける存在になれると期待しています。皆さんは彼についてどう思いますか?

といったところで、今回はこの辺で。それでは💤

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