こんばんは。最近古い友人とカラオケに行くことがありました。そこで歌の上手い友人が歌ったのが、ドラゴンボールGTの主題歌「DAN DAN 心魅かれてく」でした。私はギリギリ世代ではありませんが、名曲はどの世代が聞いても響きますね。(彼の歌が上手いことも理由かもしれませんが….)
さて今回は、ドラゴン!… ではなく、ドラガン・ベンダーを皆さんに紹介します。
ドラガン・ベンダーのキャリア
トニー・クーコッチのような選手になることを夢見ていたベンダーは、弱冠15歳で地元のプロチーム、KKスプリトでプロデビューしました。その後も、複数のプロチームを経験し、2016年に所属していたチームとの契約を買い取り、2016年のドラフトにエントリー。全体4位でサンズから指名され、NBAキャリアをスタートしました。
以前扱ったトニー・クーコッチの記事はこちら >>トニー・クーコッチ 最高のロールプレイヤー④
ルーキーシーズン(2016-17)彼は去年のルーキー、ポルジンギスのような活躍を期待されていましたが、ケガの影響もあり、43試合の出場、13.3分のプレータイムで、3.4得点、2.4リバウンド、0.5アシストと全体4位としては残念な結果となりました。
翌シーズン(2017-18)、ケガの影響を引きづることなく、82試合すべてに出場。25.2分のプレータイムで、6.5得点、4.4リバウンド、1.6アシストを記録。正直プレータイムの割には、物足りない成績ではありましたが、3ポイントは2割7分7厘から、3割6分6厘と改善を見せ、ファンへの希望を残しました。
しかし、翌シーズン(2018-19)ケリー・ウーブレの加入やルーキーのミケル・ブリッジズの台頭もあり、結果を残せていなかったベンダーは、46試合の出場と激減。18分のプレータイムで、5.0得点、4.0リバウンド、1.2アシスト。FGは改善したものの、3ポイントはまたもや低迷し、活躍をすることができませんでした。その結果もあり、サンズとの契約延長を結ぶことはありませんでした。翌シーズン(2019-20)バックスと契約を結ぶも7試合を経験したところで、解雇。その後もウォリアーズと10日間契約するも9試合のみ経験し、本契約をもらうことはなかった。
その後はNBAから契約をもらうことができず、現在はヨーロッパのプロチームに活躍の場を移しています。
ロマンのユーロピアンビッグマン ドラガン・ベンダー
彼の長所は、IQの高さやアウトサイドシュートです。ボールを保持するタイプではありませんが、ハンドラーへの合わせ、特にポップアウトの動きがよく、スペーシングがとてもいいです。また、アウトサイドのシュートが他のビッグマンと比べてスムーズで、コンパクトに打つことができました。もっと安定した活躍を続けることができれば、今シーズン(2024-25)ウォリアーズで活躍中のルーキー。クエンティン・ポストのようになっていたと私は思います。2017-18シーズンの彼のハイライトを参考動画として下に貼っておきます。
ドラガン・ベンダーのベストゲーム
そんなバストといわれるような活躍しかできなかった彼ですが、彼のNBAでのベストゲームは2017-18シーズンの2月10日のナゲッツ戦です。この試合彼はスタメンで32分出場し、23得点、8リバウンド、4アシスト、1スティール、2ブロックを記録。3ポイントを含めたシュートを6割で決め、フリースローもきっちりと2本ともきめました。チームは負けてしまったものの、ストレッチビッグマンとしての才能を見せた試合でした。
終わりに
いかがだったでしょうか。今の時代に合った選手ですし、まだ20代後半ですから、他リーグで経験を積んでカムバックしてほしいですね。といったところで、今回はこの辺で。それでは💤
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