ハリソン・バーンズ 最高のロールプレイヤー㊵

こんばんは~。今夜ご紹介するのは、安定感と堅実な働きで長年チームを支え続けている“現代型ロールプレイヤー”ハリソン・バーンズです!

ハリソン・バーンズのキャリア

ハリソン・バーンズは、1992年5月30日生まれ、アメリカ・アイオワ州エイムズ出身。高校時代から全米トップクラスの有望株として注目され、ノースカロライナ大学へ進学。大学では1年目から主力として活躍し、2012年のNBAドラフトではゴールデンステート・ウォリアーズから1巡目7位で指名され、プロの世界へと足を踏み入れました。

身長201cm、体重103kgのスモールフォワード/パワーフォワードとして、バーンズはしなやかな運動能力と安定感のあるアウトサイドシュートを武器に、ルーキーイヤーから先発メンバーとして台頭。攻守にわたる万能性で所属チームに貢献してきました。

NBAでは以下のチームでプレー:

  • ゴールデンステート・ウォリアーズ(2012–2016)
  • ダラス・マーベリックス(2016–2019)
  • サクラメント・キングス(2019–2024)
  • サンアントニオ・スパーズ(2024–現在)

ウォリアーズ時代には2015年にNBA制覇を経験。以降もマーベリックス、キングス、そして現在所属するスパーズに至るまで、各チームでローテーションの主力として起用されています。

今日までのキャリア通算では、993試合に出場(先発932試合)し、

  • 平均13.9得点、4.8リバウンド、1.8アシスト
  • FG成功率46.0%、3P成功率38.5%、FT成功率81.0%
    という非常に安定したスタッツを記録しています。

特に2016–17シーズン(ダラス)にはキャリアハイとなる平均19.2得点をマーク。直近の2024–25シーズン(スパーズ)でも全試合に出場し、平均12.3得点・3.8リバウンド・3P成功率43.3%という円熟味あるプレーで、若いチームにベテランらしい安定感をもたらしています。

良い意味でのミスターアベレージ ハリソン・バーンズ

バーンズの最大の魅力は、波が少ないという点。
前述の通りバーンズは、キャリア通算で

  • 平均13.9得点
  • FG成功率46.0%
  • 3P成功率38.5%
  • FT成功率81.0%


という安定した数字を残しており、オフェンスでの信頼感は抜群です。
今やリーグでもトップクラスの“コーナー3Pシューター”とも言われ、右コーナーからのシュート成功率は50%超えという驚異的な数字を記録しています。

また、連続出場記録にも注目で、怪我の少ない「アイアンマン」として、3年連続すべての試合(82試合)に出場中。プレーだけでなく、プロ意識の高さも評価されています。

ハリソン・バーンズのベストゲーム

バーンズのベストゲームのひとつとしてあげられるのは、キングスに所属していた2024年1月25日、対ウォリアーズ戦です。
この試合で彼は12本中7本の3ポイントを沈め、39得点(キャリアハイ)を記録。
クラッチタイムでも安定した決定力を発揮し、さらにはクミンガ相手に値千金のクラッチブロックを炸裂。チームを勝利に導きました。

古巣相手に黙々と得点している姿は、とてもかっこよかったです。(小並感)

終わりに

いかがだったでしょうか。ハリソン・バーンズは、スタッツだけでは語り切れない“信頼と安定”の象徴。派手さこそないですが、どんなチームでもフィットし、若手の手本となれる、現代NBAの理想的なロールプレイヤーのひとりです。派手なスターじゃなくても、コートの上で黙々と仕事をこなす――プロとして――。

…それではまた次回もお楽しみに。それでは💤

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