ライアン・アンダーソン 最高のロールプレイヤー 53

こんばんは~。
今回は、幅広いシュートレンジとスペーシングで貢献したライアン・アンダーソンを取り上げます。スターのような注目度は高くなかったかもしれませんが、その長所を武器にNBAで確かな存在感を残した選手です。

ライアン・アンダーソンのキャリア

ライアン・アンダーソンは1988年5月6日、アメリカ・カリフォルニア州サクラメント出身。身長6フィート9インチ(約206cm)、体重240ポンド(約108kg)と、フォワード/センター寄りのサイズを持ちながら、シューティングタッチで勝負した選手です。
2008年のNBAドラフトでは、ニュージャージー・ネッツから1巡目21位で指名されました。
プロ入り後、主にニューオーリンズ・ホーネッツ/ペリカンズやヒューストン・ロケッツで活躍。2012-13シーズンは約30分出場で平均16.2得点、6.4リバウンドを記録し、強力な3ポイントシューターとしての地位を確立しました。
キャリア通算では平均12.3得点、5.3リバウンドと、シューティングフォワードとして十分な数字を残しています。
ニュージャージー・ネッツ、オーランド・マジック、ニューオーリンズ・ホーネッツ/ペリカンズ、ヒューストン・ロケッツ、フェニックス・サンズ、マイアミ・ヒートなど複数のチームを渡り歩き、12年間のNBAキャリアを終えています。

理想的なシューティングフォワード ライアン・アンダーソン

ライアン・アンダーソンの最大の武器は、ワイドな3ポイントレンジとそれを活かしたスペーシングにあります。
6フィート9インチというサイズを持ちながら、ペリメーターでシュートを構えることができ、チームにとって非常に価値ある“アウトサイドシューター”となっていました。
具体的には、ホーネッツ/ペリカンズ時代の2012-13シーズンには、213本の3ポイント成功というリーグ上位の数字を記録しています。
そのシュート力だけでなく、ボールをもらってからのリズム・ステップバック・ポップアウトといった動きも含め、「スペーシングをつくる動き手」としての役割を果たしました。ディフェンスが厚くペイントを固めてきた時、アンダーソンはその外側を突くことで、味方のドライブやピック&ロールを活性化させる装置のような存在でした。

ライアン・アンダーソンのベストゲーム

アンダーソンのキャリアの中で特に印象深い一戦は、2013年12月2日の3OTまでもつれたブルズ戦ですかね。この試合で彼はキャリアハイの36得点を記録しました。
この日は、試合が三回の延長にまで及ぶ激戦であったにも関わらず、アンダーソンは最後まで外のシュートを落とさず、チームの勝機を最後まで支えました。その体力と集中力、そして“外を武器にする”彼のスタイルが最も明確に現れた夜と言えるでしょう。
このゲームを通じて、彼は「ただ3ポイントを打てるシューター」ではなく、「試合が長く続いても貢献できるスペーシングの柱」であることを示しました。

終わりに

ライアン・アンダーソンは、NBAにおいて派手なスターではなかったかもしれませんが、その働きぶりは“現代バスケットボールの外からの脅威”を体現しました。
彼が外を打てるというだけで、味方のドライブやポストアップが楽になり、チームオフェンスの幅が広がりました。まさに「シュートレンジを持つ大きなフォワード」の理想形とも言えます。
時代が変わり、スペーシングの価値がますます高まった今、仮にアンダーソンが全盛期であれば、もっとたくさんの役割をもらえていたでしょう。
といったところで今回はこの辺で。それではまた~💤

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