ライアン・ロリンズ 未来の名ロールプレイヤーを探せ!④

こんばんは。今回は、「未来の名ロールプレイヤーを探せ!」第4弾。ライアン・ロリンズ(Ryan Rollins)をご紹介します!

ライアン・ロリンズのこれまでのキャリア

ライアン・ロリンズは、身長191cm、体重82kg。オハイオ州出身で、トレド大学から2022年のNBAドラフトにアーリーエントリーし、2巡目全体44位でアトランタ・ホークスから指名されました。その後すぐに交渉権がゴールデンステート・ウォリアーズに移りNBAキャリアをスタート。ルーキーイヤーは主にリハビリとGリーグで過ごす形に。

2年目となる2023-24シーズンは、ワシントン・ウィザーズへトレードで移籍。限られた出場機会ながら、控えガードとして一定の存在感を示しました。さらに2024-25シーズン中盤にはミルウォーキー・バックスとツーウェイ契約を結び、そこからチャンスを掴んでNBA本契約に昇格しました。

ツーウェイ契約から名ロールプレイヤーへ ライアン・ロリンズ

 ロリンズの武器は、「スムーズなスコアリング能力と冷静な判断力」です。特にミッドレンジやフローターのタッチは非常に柔らかく、“無理なく得点できるガード”という評価が定着しつつあります。

また、大学時代から高く評価されていたピック&ロールの読みは健在で、味方を活かすパスも出せる“セカンダリーメイカー”としてのセンスも光ります。

ディフェンス面ではフィジカルがまだ細めながら、長いウィングスパンを活かしたパッシングレーンの読みと1on1での粘り強さを見せており、3&Dガードとしての可能性も感じさせています。

実際に2024-25シーズンでは、NBA出場時において3ポイント成功率40%以上を記録するなど、オフェンスの効率性が大幅に向上。チームの信頼を得る土台を作りつつあります。

ライアン・ロリンズのベストゲーム

そんな彼のベストゲームは、2025年4月1日のフィニックス・サンズ戦です。
この試合でロリンズはバックスの一員としてスタメンで30分出場し、効率よく23得点・5アシスト・5リバウンド・2スティールの好成績をマーク。プラスマイナス値でも、ヤニスを抑えてチーム最高の+29を記録し、勝利に貢献しました。

終わりに

いかがでしたか?
第1弾のルカ・ガルザ、第2弾のジョーダン・ウォーラ、第3弾のジョシュ・マイノットに続く第4弾は、しなやかさとIQの高さを兼ね備えたコンボガードの登場でした。

個人的には、ロリンズは今後も勝てるチームで「地味に効くロールプレイヤー」としての道を歩むと見ています。スタメンではなくとも、2ndユニットの得点源+コントロール役として、プレーオフ常連チームでの価値は高まっていくのではないでしょうか。

また、バックスでのプレーを続けることで、ジェボン・カーターのような“渋い貢献型ガード”の系譜に連なる存在になる可能性もあると思います。いずれにせよ、ツーウェイから這い上がった彼のキャリアは良いものになるでしょう。といったところで今回はこの辺で。それでは!💤

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