こんばんは。今回は新シリーズ企画、その名も「未来の名ロールプレイヤーを探せ!」をお届けします。
このシリーズでは、GP2(ゲイリー・ペイトン2世)やアレックス・カルーソのように、チャンスを掴んでロールプレイヤーとして大きく飛躍した選手たちにならい、次にブレイクしそうな“原石”たちをいち早くピックアップしていこうという試みです。
ということでさっそく第1弾。ストレッチビッグ、ルカ・ガルザを皆さんに紹介します。
ルカ・ガルザのこれまでのキャリア
身長208cm、体重110kgのセンターで、アイオワ大学出身。2020年に全体52位でデトロイト・ピストンズに指名され、キャリアをスタートしました。
2WAY契約ながら、ルーキーシーズン(2020-21)では32試合に出場し、献身的なプレーと外も打てる万能さでアピールし、9月に通常契約を勝ち取りました。
その後、ミネソタ・ティンバーウルブズ(2022-23)に移籍。カール=アンソニー・タウンズ(トレード後は、ジュリアス・ランドル)やルディ・ゴベア、ナズ・リードの陰に隠れながらも、限られたプレータイムの中でアピールを続け、プレータイムを十分に与えられた試合では、主力を埋める活躍を見せ続けています。
来シーズンはチームオプションで、ウルブスに残るかは分かりませんが、今のNBAは、何かとビッグマンの需要が高いため、サイズ不足なウォリアーズやレイカーズからオファーが来てもおかしくないでしょう。
2回の本契約を勝ち取ったストレッチビッグ ルカ・ガルザ
彼の長所は、オフェンス面での技術の高さですね。特にポストムーブが豊富で、フック、フローター、バンクシュートなど、幅広く器用にこなすことができます。また、3ポイントも難なく打つことができ、いわゆるノンシューター的な守り方はすることができません。スクリーンのかけ方やリバウンドなどのセンターとしてのスキルも申し分ないため、プレータイムさえ与えれれば活躍ができると私は思っています。参考動画を載せておきます。
ルカ・ガルザのベストゲーム
今のところさほどプレータイムをもらえていない彼ですが、彼のベストゲームは、2022-23シーズン、2月8日のvs.ユタ・ジャズ戦ですかね。彼はこの試合ベンチ出場ながら、23分プレーし、25得点、3リバウンド、3アシストを記録。3ポイントも4本決めるなど、ストレッチビッグとしての有能さを発揮しました。(動画はありませんでした…すみません)
終わりに
いかがでしたか?
正直彼をピストンズが出したときは、「なんで?」って思いました。まだ26歳と若く、フィジカル、技術、メンタル、どれをとってもNBAで足りてないということはないと思います。大きなチャンスが巡ってくれば、ローテーション入りして“第2の二コラ・ブーチェビッチ”的なストレッチビッグになれるポテンシャルを持っていると確信しています。ぜひ彼の活躍に注目してみてください。そして、彼がローテ入りした暁には、一緒にどや顔しましょう。(笑)それでは💤
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