ルーク・ケナード 最高のロールプレイヤー㊲

こんばんは~。今日は特にいうことはないでーす。今回ご紹介するのは、“純度100%のシューター”、ルーク・ケナード。派手さはないものの、3Pシュートという現代NBAの生命線を支える、まさに理想的なロールプレイヤーのひとりです。

ルーク・ケナードのキャリア

ルーク・ケナードは、アメリカ・オハイオ州出身のシューティングガード。高校時代はバスケだけでなくフットボールのクォーターバックとしても活躍していたマルチアスリートでしたが、最終的にはバスケを選び、名門デューク大学へ進学。

大学でも高い得点力とスムーズなシュートフォームで注目を集め、2017年のNBAドラフトでは全体12位でデトロイト・ピストンズに指名されます。

ピストンズでは主にセカンドユニットの得点源として起用されていましたが、怪我の影響やコロナ、チーム事情などが重なり、なかなか安定した役割を得られませんでした。その後、ロサンゼルス・クリッパーズを経て、2023年途中からメンフィス・グリズリーズに移籍。

移籍後も変わらずケナードは、3P成功率でリーグトップを争うなど、スポットアップシューターとして圧倒的な存在感を見せ、若手中心のグリズリーズにおいて20代後半ながら“ベテラン的役割”を担うようになりました。

オフシーズン、彼はホークスと契約を結んだため、2025-26シーズンはトレイ・ヤング擁するアトランタ・ホークスの一員としてNBA9年目を過ごすみたいです。

シュート精度とバスケIQの高さが光る ルーク・ケナード

ケナードの最大の武器は、言うまでもなく3Pシュート。キャリア通算でも40%以上の成功率を誇り、特にクリッパーズとグリズリーズで過ごしたの2022-23シーズンは、3P成功率49.4%という驚異的な数字を記録(リーグ1位)。

そのシュート精度は、単に“打てる”だけでなく、“選んで打てる”という点が特筆すべきポイントだと思います。ギャンブルなショットを極力避け、チームオフェンスの流れの中で高確率なショットを選ぶ姿勢は、まさに理想的なロールプレイヤーと言えます。

また、バスケIQも非常に高く、オフボールでの動きやピック&ロールの使い方、パス回しの判断など、「シューター以上の貢献」ができる選手でもあります。守備力に課題はあるものの、それを補って余りある“スペーシング”の価値を持っています。

ルーク・ケナードのベストゲーム

個人的に推したい彼のベストゲームは、2023年3月24日のロケッツ戦。

この試合、ケナードはわずか24分の出場で、自己最多となる10本の3Pシュートを成功させ、30得点をマーク。とにかく打てば入る状態で、スムーズなキャッチ&シュートはもちろん、動きながらの3Pやタフショットまでも沈め、会場を沸かせました。

この試合は、彼がただの“役割シューター”ではなく、爆発力を持った“ゲームチェンジャー”にもなり得ることを証明した内容でした。ぜひハイライトで見てほしい試合です!

終わりに

ルーク・ケナードは、派手さや身体能力で注目されるタイプではありません。でも、現代NBAにおいて「正しい位置で、正しくプレーできる選手」はとても貴重で、その筆頭格が彼のようなプレイヤーです。こういった選手がチームにいてくれることは、プラスでしかないですよね!!

といったところで、今回はこのあたりで。次回もまた、読みに来てくれたらうれしいです。それでは💤

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