ジョン・ウォール まだやれるだろ…な選手⑧

こんばんは。今回は、私の大好きだった選手の一人に敬意をこめて。かつて“リーグ最速”と称されたNo.1指名のPG、ジョン・ウォールを皆さんに紹介します。

普段はロールプレイヤーばかりですが、今回だけはスター選手を紹介させてください。

ワシントンのスピードスター ジョン・ウォール

ジョン・ウォールは、2010年のNBAドラフトで全体1位指名を受けてワシントン・ウィザーズに入団。大学時代から圧倒的な身体能力とスピードで注目を集めていた彼は、ルーキーイヤーから平均16.4得点・8.3アシストを記録し、ドラ1として申し分ない活躍からスタートしました。

2013年にはオールスターに初選出され、そこから5年連続でオールスター出場。2016-17シーズンには平均23.1得点・10.7アシスト・2.0スティールを記録し、チームをカンファレンスセミファイナルまで導きました。プレーオフでの2017年Game6・セルティックス戦での決勝スリー&ガッツポーズは、今でも多くのファンの記憶に残っているシーンです。

キャリア通算では647試合に出場し、平均18.7得点・8.9アシスト・1.6スティールという素晴らしいスタッツを記録。ウィザーズの球団史上最高のPGと評価する声も多く、アシストとスティールの球団記録も保持しています。

怪我に泣かされた後半キャリア

一方で、ウォールのキャリアは怪我との闘いでもありました

2018年以降、かかとの怪我とアキレス腱断裂により、長期間の離脱を余儀なくされ、2019-20シーズンは丸々欠場。2020-21シーズンにヒューストン・ロケッツで復帰し、平均20.6得点・6.9アシストとまだやれることを示しましたが、その後も怪我とチーム事情により、出場機会は限られていきました。

2022-23シーズンはロサンゼルス・クリッパーズに所属し、34試合に出場(平均11.4得点・5.2アシスト)しましたが、シーズン途中でトレード放出。その後はNBA復帰が叶わず、2025年8月に正式に引退を表明しました。

ジョン・ウォールがまだやれると思った理由

特に2022-23シーズンのプレーを見ると、足のスピードは全盛期ほどではないものの、切れ味のあるファーストステップや、ゲームコントロール力、フロアビジョンは健在でした。ローテーションの中で20分前後のプレータイムを与えれば、セカンドユニットのリーダーとしては十分に機能する力があったと感じます。

また、彼のプレースタイルは今のNBAの速いペースにもマッチしており、トランジションでの推進力や、ピック&ロールからの展開力はまだまだ武器になったはずです。ベンチからの起用で、ゲームチェンジャーとして、ロールプレイヤーになっても活躍できたのではないかなと今でも思っています。

全盛期とクリッパーズ時代のハイライトを載せておくので、彼の凄さを知らない人はぜひ見てください。

終わりに

いかがだったでしょうか。
ジョン・ウォールは確かに怪我に悩まされた選手でしたが、それでも彼の持っていたスピード・アシスト能力・勝負強さは本物でした。個人的には、もっと見たかった選手No.1でした。どうやらアナリストになるみたいなので、そちらでの活躍を期待しましょう‼

といったところで今回はこの辺で。それでは💤

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