2017-18 New Orleans Pelicans 好きだった過去のNBAチーム⑨

こんばんは。今回は、前シーズン(2016-17)半ばに、全盛期のデマーカス・カズンズが加わった2017-18のペリカンズを紹介します。いや~、トレードが起きたときはめちゃくちゃ興奮しましたね。早速本題に入っていきましょう。

2017-18 New Orleans Pelicans

スタメン:レイジョン・ロンド、ドリュー・ホリデー、イートワン・ムーア、デマーカス・カズンズ、アンソニー・デイビス

このチームはオフェンスでは、レイジョン・ロンドが指揮し、コンボガードとしてドリュー・ホリデー、インサイドではダブルエースのカズンズADが暴れ、ムーアが3ポイントやカッティングなどでスペースを広げるとスタメンメンバーの役割がはっきりしていた印象。ベンチには、中外どちらも器用にこなす二コラ・ミロティッチ、ドイツリーグで活躍し、見事NBAに返り咲いたダリアス・ミラーなどがおり、層は決して厚くなかったものの、器用な選手が多かったため、オフェンスのレパートリーも豊富でした。また、ペースも早く、30チームの中でリーグ1位の100.5回を記録しており、メンツからは想像できないペースの早いオフェンスを持っていました。

ディフェンスでは、オールディフェンシブ1stチームに輝いたホリデーADを中心に、チームで1試合平均5.9ブロック(リーグ全体3位)を誇り、フィジカルで野性的な守りをみせていました。

シーズン成績としては、48勝34敗と、前シーズンから34勝48敗から反転した結果を残し、カンファレンス6位でプレイオフに進みました。しかし、1月26日のロケッツ戦でデマーカス・カズンズが左アキレス腱断裂の大けがを負った影響でそこからの試合も全休。プレイオフも全休となり、カズンズを欠いた状況でプレイオフを戦わなければいけなくなりました。

第1回戦の相手はデイミアン・リラードCJ・マッカラムのレインブラザーズ率いるブレイザーズ。個人的には、それなりにいいシリーズになるかなと思っていましたが、ふたを開けば、4-0でペリカンズがスウィープ。勝因はチームのエース、アンソニー・デイビスに対してのアンサーをブレイザーズは見つけることができなかったことでした。ADのスタッツは、平均38.8分のプレータイムで、33.0得点、11.8リバウンド、1.3アシスト、1.8スティール、2.8ブロックと攻守で圧倒。それに続きホリデーが27.8得点、4.0リバウンド、6.5アシスト、1.3スティール。カズンズの怪我の影響で、6thマンからスタメンに繰り上げされた二コラ・ミロティッチが18.3得点、ロンドが13.3アシストと各々の役割をこなし、カンファレンスセミファイナルに駒を進めました。

続くカンファレンスセミファイナルは前年王者でKD、カリー、トンプソン、ドレイモンド・グリーン、イグダーラが所属するスーパーチームのウォリアーズ。結果は、1-4で敗退。正直なところスウィープされるのではと思っていたので、この時のウォリアーズに1試合取ったことは誇ってよいのではないでしょうか。チームのエース、デイビスは40分のプレータイムで、27.8得点、14.8リバウンド、2.0アシスト、2.2スティール、2.0ブロックと奮闘。ホリデーも、39.8分で、20.4得点、7.0リバウンド、6.2アシスト、ロンドが11.4アシストを記録するも、ミロティッチは1回戦のように活躍することができず、12.4得点と伸び悩みました。そのため、ウォリアーズの火力に対抗することができず、次に駒を進めることができませんでした。たらればではありますが、カズンズがいたらもっと違った結果もあったのではないかと思うとむず痒いですね。

印象に残ったシーンやプレー

このチームで印象に残ったシーンやプレー…というより、試合になるんですけど、11月7日のペイサーズ戦がカズンズADのダイナミックデュオに可能性を感じた試合でしたね。この試合、ADは、37得点、14リバウンド、4アシスト、1スティール、2ブロック。カズンズは、32得点、13リバウンド、6アシスト、2ブロック。二人で、69得点27リバウンド、ととんでもない活躍をしており、また、3ポイントも4本ずつ成功していることから、スペーシングも問題ないことの証明にもなった試合でした。ハイライトを載せておきます。

終わりに

いかがだったでしょうか。個人的には、もう少し見たかったデュオだったので、1年で終わったことは、残念でした。皆さんはもっと見たかったデュオやトリオはいますか。といったところで、今回はこの辺で。それでは💤

コメント

タイトルとURLをコピーしました