ジョナサン・アイザック 最高のロールプレイヤー㉙

こんばんは。今回は、大けがを乗り越えた名ディフェンダー、ジョナサン・アイザックを皆さんに紹介します。

ジョナサン・アイザックのこれまでのキャリア

ジョナサン・アイザックは、フロリダ州立大学で1年間プレーした後、2017年のドラフトにアーリーエントリー。全体6位という高順位でマジックから指名され、キャリアをスタートしました。

ルーキーシーズン(2017-18)彼は、ケガやコンディション不良の影響もあり、27試合のみに出場。6位という順位からすると物足りないシーズンとなりましたが、出場した試合では、約20分のプレータイムで、平均1.2スティール、1.1ブロックを記録し、ディフェンス面でのポテンシャルを見せました。

2年目(2018-19)去年から打って変わって、75試合に出場し64試合でスタメンを務めました。スタッツは、平均9.6得点、5.5リバウンド、1.1アシスト、0.8スティール、1.3ブロックと際立った記録は残せなかったものの、マジックにとって2011-12シーズンぶりのプレイオフ進出に貢献しました。

3年目(2019-20)前半戦は、彼の高いポテンシャルが発揮された試合が多くありました。11月6日のダラス戦では、13得点、10リバウンド、5アシスト、4スティール、6ブロック。12月23日のブルズ戦では、13得点、9リバウンド、5アシスト、4スティール、3ブロック。12月28日のバックス戦では、19得点、9リバウンド、2アシスト、7スティール、1ブロックとマルチな活躍を見せ続け、開花したかのように見えましたが、年明け最初の試合で、膝の怪我を負いました。さらには、8月に復帰するも、復帰2戦目で、前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまい、シーズン全休となってしまいました。

4,5年目(2020-22)は、ケガの治療のため、全休。復帰は、6年目(2022-23)の1月23日のセルティックス戦。9分のみの出場となりましたが、2スティールを記録するなど、ディフェンス力が落ちていないことを証明しました。しかし、その後練習中にハムストリングスの怪我をし、11試合のみの出場となりました。

7年目は、欠場自体はあったものの、58試合でプレー。15.8分のプレータイムで、6.8得点、4.5リバウンド、0.5アシスト、0.7スティール、1.2ブロックを記録しベンチから貢献。6thマン候補にも名前が挙がりました。

そして、8年目の今シーズン(2024-25)は、71試合に出場。15.4分のプレータイムで、5.4得点、4.4リバウンド、0.6アシスト、0.9スティール、1.1ブロックを記録し、シーズン通してベンチから活躍をしました。

大けがを乗り越えた名ディフェンダー ジョナサン・アイザック

彼の長所は、何といってもそのディフェンス力です。213センチのウィングスパンとディフェンシブIQを活かし、スピードのある選手からパワーのある選手まで幅広く守ることができます。パワーやスピードがあるというより、マークマンとの間合いやタイミングを合わせる力などの技術的な面が高いことから、幅広く守ることができるのかなと勝手に思っています。彼のディフェンス力が分かる動画を貼っておきます。

ジョナサン・アイザックのベストゲーム

ケガもあり、出場試合が少ない彼ではありますが、彼の今のところのベストゲームは、やはり2019-20シーズンの11月6日のダラス戦ですかね。上でも触れましたが、彼はこの試合にスタメンで31分出場。13得点、10リバウンド、5アシスト、4スティール、6ブロックを記録し、あと1スティールでファイブファイブスの活躍を見せました。また、試合は負けてしまいましたが、プラスマイナス値でチームハイの+15も記録しました。

終わりに

いかがだったでしょうか。ディフェンス力が高い選手って、だいたいオフェンス面で弱点(3ポイントが下手など)があったりするんですけど、特段ないことも彼の良いところではありますね。ケガの多ささえ克服できれば、息の長い選手になれるのではないでしょうか。まだ27歳ですので、これからの彼の活躍にも注目してみてください。それでは💤

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