こんばんは~。8月後半になっても、一向に涼しくなるように感じない今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。学生さんは、夏休みいい思い出ができましたかね? 今のうちにたくさん、遊んどいてください。きっと社会人になったときに、その思い出が支えになりますよ。
さて、1発ジジイをかましたところで、今回は、絵にかいたような3&D選手。ゲイリー・ハリスを皆さんにご紹介いたします。
ゲイリー・ハリスのキャリア
ゲイリー・ハリスは、アメリカ・インディアナ州出身のシューティングガード。高校時代からスコアラーとして注目され、地元のミシガン州立大学へ進学。NCAAでも即戦力として活躍し、2014年のNBAドラフトで全体19位指名を受け、シカゴ・ブルズに指名されますが、直後にトレードされてデンバー・ナゲッツに入団します。
NBA入り当初は出場時間も限られていましたが、2年目以降、守備と3Pを武器に先発に定着。特に2017~2018年は、平均17得点超えを記録し、ナゲッツの若手コアの一角としてチームを牽引しました。
しかしその後、怪我とシュートの不安定さに悩まされ、2021年にはオーランド・マジックにトレード。ここで腐ってしまう選手もいますが、彼はその枠にならず、移籍先で復調。現在もマジックの重要な3&D選手としてプレーを続けています。
優秀なディフェンダーであり、堅実なベテラン。ゲイリー・ハリス
ゲイリー・ハリスの持ち味は、何といってもディフェンスと運動量。サイズは小柄(約193cm)ですが、フットワークとポジショニングに優れ、1on1ディフェンスではリーグでも評価の高い選手です。
また、3Pシュートもキャリアを通してアップダウンはあるものの、オーランド移籍後はスポットアップシューターとしての精度が安定してきました。2022-23シーズンには3P成功率が43.1%と、ロールプレイヤーとして高水準の数字を記録しています。
かつては「未来のスター」と期待されていた彼ですが、今は経験豊富なディフェンス&3Pのロールプレイヤーとして、若いマジックを支える存在になっていました。
来季(2025-26)からはバックスに活躍の場を移すみたいです。
ゲイリー・ハリスのベストゲーム
彼のベストゲーム、個人的には2018年1月3日のサンズ戦を推したいです。
この頃の彼は、スコアラーとしての役割も任されており、サンズ戦では、チーム最多の36得点と4リバウンド3アシスト2スティールでチームの勝利に貢献。ミドル、3PT、ドライブからの得点と多彩なスキルで、ホームのファンを魅了しました。特に評価したい点としては今と同じく、無理やり決めたような点がないことです。ハイライトでもわかるので、ぜひ下の動画をチェックしてください。
終わりに
ゲイリー・ハリスは、スターにはならなかったかもしれません。でも、どのチームにも必要とされるタイプの選手です。目立たないながらも、堅実で献身的なロールプレイヤーとして、今もNBAの舞台で戦い続けています。
スター路線から外れてしまった若い選手たちにとっては、ハリスのように「求められる役割を全うする」ことが、長くリーグで生き残るためのヒントになるかもしれませんね。
それでは、今回はこのあたりで。次回もまた、読みに来てくれたらうれしいです。それでは💤
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