ビクター・オラディポ まだやれるだろ…な選手⑨

こんばんは。すみません。最近忙しくて端的に言えばサボっていました。困難だからいまだにあんまり伸びないんですよね…頑張んないと…

切り替えて今回は、全盛期にはリーグを代表する攻守両面のアタッカーとして脚光を浴びながらも、怪我に翻弄され続けた男。そんな彼について紹介いたします。

かつてのペイサーズのエースにして復活を目指す男 ビクター・オラディポ

ビクター・オラディポは、2013年のNBAドラフトで全体2位指名を受けてマジックに入団。メリーランド州出身の彼は、インディアナ大学でのハードワークと闘志を武器に、ドラフト上位での評価を勝ち取りました。

ルーキーイヤーから13.8得点、4.1リバウンド、4.1アシストを記録し、2年目以降も安定した成績を残しますが、真のブレイクを果たしたのは2017-18シーズン、インディアナ・ペイサーズ移籍後のこと。トレードでチームの顔となった彼は、自己最高の平均23.1得点に加え、リーグ最多の平均2.4スティールを記録。MIP(最成長選手賞)を受賞し、オールスター、オールNBA、オールディフェンシブチームにも選ばれるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍を見せました。

しかし、それ以降のキャリアは、怪我との戦いの連続。

2019年に大腿四頭筋の重傷を負ってからというもの、復帰と再離脱を繰り返し、ヒューストン、マイアミを経て、2023年プレーオフ中には膝蓋腱断裂という再びの大怪我。2023-24、2024-25シーズンはいずれも公式戦出場ゼロとなり、NBAの舞台からは完全に姿を消し、2025-2026シーズンは中国のチームに所属しております。

「まだやれると思ってる」
それでも彼は、NBAのコートに戻る意志を捨てていません。

2025年夏、ラスベガスでの非公開ワークアウトにて5対5の実戦形式に参加。複数のNBAチーム関係者がそのプレーを視察したとされ、体調やコンディションは「予想より良好」との評価も。一部では、古巣のインディアナ・ペイサーズやマイアミ・ヒート、さらには再建期のニックスなどが“ミニマム契約での獲得を検討中”との報道も出ていました。

本人もSNSなどで「俺はまだNBAで通用する」「どんな役割でも貢献できる」と、復帰への意欲を強く発信しており、2025-26シーズン中の契約に古参ファンは注目しています。

オラディポがまだやれると思った理由

前提として全盛期の彼のようなエース級のスコアリングや爆発力は難しいかもしれません。でも、ディフェンスIQやカットインからのキックアウト、勝負所での冷静さなど、今の若手主体のチームにとって、貴重な「第3の選択肢」として価値はあるはず。直近のスパーズとの試合を見ても、まったく通用しないなんてことはないでしょう。

特に、ディフェンス力のあるガード/ウィングは、ポストシーズンを見据えたチームにとって常に需要がある存在。1試合15分程度の起用でも、スティールや流れを変えるプレーを1つ決めてくれれば、そのロスター枠の価値は十分にあると思います。

もちろん、これまでの怪我歴は相当重く、再発リスクもゼロではありません。ですが、今なお「勝ちたい」「戻りたい」という強い意志を持っている実力を証明してきたベテランがいるという事実自体が、どこか尊いと感じてしまうのです。

そんな彼の全盛期のハイライトと直近のスパーズとの試合のハイライトを今あらためてぜひ見てみてください。

終わりに

いかがだったでしょうか。

ペイサーズ時代の彼のプレーや、数々のケガを乗り越えてきたその姿勢に、心を動かされたファンは多かったはずです。

復帰が現実のものになるかはまだ分かりませんが、もし再びNBAの舞台で背番号を背負うことがあるなら、それだけで胸が熱くなる瞬間になると思います。

それでは今回はこの辺で。それでは💤

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