こんばんは。今回は、スーパーマンことドワイト・ハワードがFAで加入し、ジェームズ・ハーデンとの超強力インサイド&アウトサイドコンビに注目が集まった2013-14のヒューストン・ロケッツを紹介します。当時はロケッツが“優勝候補に食い込むんじゃないか”という期待感もあり、個人的にもシーズン前からワクワクしていたのを覚えています。それでは、さっそく本題に入りましょう。
2013-14 Houston Rockets
スタメン:パトリック・ビバリー、ジェームズ・ハーデン、チャンドラー・パーソンズ、テレンス・ジョーンズ、ドワイト・ハワード
このチームはオフェンスでは、司令塔こそ不在だったものの、ハーデンのアイソレーションやピック&ロールでゲームを作り、ハワードがインサイドでフィニッシャーとして機能。SFのパーソンズが得点からゲームメイク、3Pまで幅広く貢献し、ジョーンズがリムランやエナジープレーで存在感を発揮していました。ベンチにはジェレミー・リン、オマー・アシク、オムリ・カスピらが控えており、特にリンは第6マンとして攻撃のテンポを変える存在でした。
オフェンスのレパートリーとしては、ピック&ロールとトランジションが中心で、3ポイント志向が強かったのが特徴的でした。1試合平均3P試投数は26.6本でリーグ1位。スペーシングを重視したモダンなオフェンスを展開しており、ハーデン中心のハイボリュームなスコアリングが機能していました。
ディフェンスでは、ビバリーのハードなオンボールディフェンスとハワードのリムプロテクションを軸に、フィジカルで機動力のある守りを志向。チーム全体での守備意識は高かったものの、チームディフェンスとしての連携には課題が残り、1試合平均103.1失点と守備面では安定感に欠ける部分もありました。それでも、ハワードは平均1.8ブロック、12.2リバウンドとペイント内での存在感を存分に発揮。ビバリーも相手のガードを執拗に追い回し、エースキラー的な役割を果たしていました。
シーズン成績としては、54勝28敗と前シーズンから9勝伸ばし、ウェスタン・カンファレンス4位でプレイオフに進出。開幕前の期待に応える好成績でした。ただ、ドワイト加入1年目としては、まだ本当の完成形ではなかった印象です。
プレイオフ1回戦の相手は、デイミアン・リラードとラマーカス・オルドリッジを擁するポートランド・トレイルブレイザーズ。シリーズ前は五分五分の接戦になると予想されていましたが、ふたを開けてみると、リラードとオルドリッジの爆発を止められず、2勝4敗で敗退。特に印象的だったのは第6戦のラストプレー。シリーズが2勝3敗で迎えた第6戦の残り0.9秒、リラードが劇的なブザービーター3Pを沈め、ロケッツのシーズンは幕を閉じました。
ハーデンはプレイオフで平均26.8得点、6.3アシストとスタッツ上は申し分なかったものの、FG成功率は37.6%と不安定で、ポゼッションの消費量に対して効率が追いつかない場面も。ハワードはインサイドで奮闘し、26.0得点、13.7リバウンド、2.8ブロックと“全盛期健在”を証明。パーソンズも19.3得点と攻撃の第3オプションとして活躍しましたが、ベンチの層の薄さや、終盤のゲームメイクに課題を残しました。
印象に残ったシーンやプレー
印象に残ったシーンというか試合なんですけど、12月6日のウォリアーズ戦ですかね。この試合はハーデン&ハワード体制の理想的な勝ち方でした。ハーデンはこの試合34得点・7リバウンド・4アシスト。ハワードは22得点・18リバウンドを記録し、スプラッシュブラザーズ率いるウォリアーズを粉砕。この試合の二人はまるでシャック&コービーのようでした。
終わりに
いかがだったでしょうか。ハワードが加入し、優勝を本気で狙いにいった最初の年となった2013-14のロケッツ。実力は確かにありましたが、まだチームとしての完成度には課題も多く、悔しい1年だったと思います。それでも、ハーデンとハワードというスター選手が共演したこの時期は、今振り返ってもワクワクする瞬間が多くありました。
皆さんはこの頃のロケッツ、どう思っていましたか?もっと見たかったデュオや、「もしこの選手がいたら…」と思うような妄想があれば、ぜひ教えてください。それでは、今回はこの辺で。それでは💤

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