開花してほしかった選手② Emmanuel Mudiay

こんにちは。皆さんは、つい応援してしまう選手はいますか。僕は、過酷な環境で育ってきた選手やオフシーズンに努力されている選手はつい応援してしまいますね。今回はそのどちらにも当てはまる選手である、エマニュエル・ムディエイについて紹介します。

エマニュエル・ムディエイのキャリア

彼のこれまでのキャリアは、壮絶なものでした。彼はコンゴに生まれましたが、生まれてすぐ、父親を亡くし、5歳の時に今後を離れ、アメリカに移住しました。彼がバスケットボール選手として有名になったのは、高校生の頃でした。その後、大学に進学することなく、中国のプロリーグと契約し、ケガで離れることもありましたが、平均18得点、6.3リバウンド、5.9アシストと活躍しました。その後、中国や高校時代の活躍を評価され、2015年ドラフトで全体7位の高順位でナゲッツに加入しました。しかし、時折才能の片鱗を見せるものの安定感がなく、三年目の途中にニックスにトレードされ、ジャズ、キングスを渡り歩きましたが、チームに定着することはできませんでした。

ロマンの塊だった エマニュエル・ムディエイ

これは、当時の私の気持ちなのですが、彼はナゲッツのスターになると本気で思っていました。というのも、あまりにもスターになる素質を持っていたのです。

理由その①は、印象的なクラッチシュートを多く決めていることです。例を1つ挙げると、ルーキーシーズンにあたる2015-2016シーズンの72試合目です。なんとムディエイは36ft離れた位置から3ptを決め、見事勝利の立役者になりました。

理由その②は、彼のポテンシャルの高さです。それを感じた試合は2016-17シーズンの6試合目のセルティックス戦です。彼は1クオーターだけで、24得点を記録しました。といったようにエンジンがかかると止められない選手でした。

といったようにいつ一皮むけるのかとても楽しみでした。しかし、ケガやヨキッチの台頭などもあり、彼のキャリアは思うようにいきませんでした。

終わりに

いかがだったでしょうか。インタビューなどから、彼が努力していたことを知っているので彼がNBAでスターになれなかったことはとても残念でした。しかし、今からでもNBAへのカムバックはあり得ると思います。というのも、 2024 NBA G League expansion draftでサンズに指名されました。メンタリティーはとても良いものを持ってるため、戻ってくると信じています。といったところで、今回はこの辺で。それでは💤

コメント

タイトルとURLをコピーしました