ユスフ・ヌルキッチ 最高のロールプレイヤー 59

こんばんは~。
今回は、派手さよりも“重み”とセンターとは思えない器用さで試合を支える頼れるセンター、ユスフ・ヌルキッチを取り上げます。

ユスフ・ヌルキッチのこれまでのキャリア

ユスフ・ヌルキッチは1994年8月23日、ボスニア・ヘルツェゴビナのトゥズラ生まれ。
クロアチアのセデヴィタで頭角を現し、ヨーロッパでも注目される存在となっていきました。

そして2014年のNBAドラフト。シカゴ・ブルズから1巡目16位で指名されたのち、デンバー・ナゲッツへ移籍。ここでルーキーセンターとして経験を積むものの、ニコラ・ヨキッチの台頭もあってローテーションが不安定になっていきます。

そんな彼のキャリアに転機が訪れたのが2017年のポートランド移籍。
デイミアン・リラード、CJ・マッカラムのバックコートを支える存在として一気に評価を高め、ポートランドのインサイドに“ヌルキッチという土台”が生まれました。

ただ、順調な道ばかりではありません。2019年の左脚の大怪我。
これはキャリアが大きく揺らぐレベルの重傷でしたが、それでも復帰を諦めず、長い時間をかけてコートに戻り、再び先発センターとしての地位を築いていきます。

その後はフェニックス・サンズへ移籍し、ビッグマンとしての経験とパス能力を武器にチームを支える役割を継続。シャーロット・ホーネッツを経由後、今シーズン(2025-26)は、ユタ・ジャズに所属してます。
派手ではない、でも確実に“勝つために必要な部分”を補ってくれる、そんな存在感を持つセンターへと育っていきました。

ポストからオフェンスを作れるセンター ユスフ・ヌルキッチ

ヌルキッチの長所を一つだけ挙げるなら、ポストにボールを預けた瞬間にオフェンスが動き出す“プレーメイク能力” だと思います。

ただ大きいセンターではないんですよね。
彼はポストで相手を背負いながら、味方のカッティングや外のシューターの位置を常に把握していて、そこから素早く正確なパスを供給できる。
相手がダブルチームに来れば、その瞬間に逆サイドのフリーを見つけ、シュートの“きっかけ”を作る。

とくにブレイザーズ、サンズ時代は、そのパサーとしての質がより目立つようになりました。
ショットクロックが少なくて詰まったオフェンスでも、ヌルキッチに一度入れるだけで攻撃にリズムが戻る。
数字には残りにくいけれど、彼が“攻撃のハブ”になっている場面は何度もありました。

センターであそこまでボールを捌ける選手は多くない。
ヌルキッチを一言で説明すると、「ポストからチームを動かせるビッグマン」。
これこそ、彼をただのインサイドプレイヤーに留めない、最大の長所だと思います。

ユスフ・ヌルキッチのベストゲーム

了解です!
では、2019年1月1日の“史上唯一の5×5+20-20ゲーム” をベストゲームとして、記事の雰囲気に合わせて書き上げます。


ユスフ・ヌルキッチのベストゲーム

ヌルキッチのベストゲームと言えば――やはり 2019年1月1日、キングス戦 でしょう。

この試合、彼は31分の出場で
24得点、23リバウンド、7アシスト、5スティール、5ブロック。
まるでビデオゲームのようなスタッツを現実に叩き出し、NBAでスティール・ブロックが公式記録となって以降、史上初となる「20-20+5×5」 を達成した一戦として語り継がれています。

そして何より、この試合は彼が“ただのビッグマンではない”ことを決定づけた瞬間でもあります。
得点・リバウンドだけではなく、ゲームのすべての要素に影響を与えられるセンターであるという証明。
キャリアの節目に残る試合として、今でもファンの間で語られ続けています。

終わりに

ユスフ・ヌルキッチは、スーパースターではありません。
ただ、現代NBAに必要とする“重さ”を持ったセンターです。

大きな舞台であればあるほど、インサイドで耐えて、当たり負けせず、地味だけど確実な仕事をしてくれる選手が必要になります。ヨキッチに横綱されないためにも、重量級のセンターはチームに一人は欲しいです。
そんな役割を任せられるのがヌルキッチという存在であり、どのチームにいても“一緒に戦ってほしい”と思わせる安心感があります。

派手な得点より、地に足のついたプレーが好きな人には、間違いなく心を惹かれるタイプのロールプレイヤーでしょう。

といったところで、今回はこの辺で。
それでは💤

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