こんばんは。突然ですが、皆さんはいつごろからNBAを見始めましたか。私は本格的にNBAを見始めたのは、2010年代ぐらいです。ですが、結構歴史をさかのぼってみるのも好きで、今回はそんな中で見つけた選手。生粋のスコアラー。マーク・アグワイアを紹介いたします。
マーク・アグワイアのキャリア
マーク・アグワイア(Mark Aguirre)は、大学時代はデポール大学で活躍し、優れた得点力で注目されました。大学三年間で平均24.5得点7.9リバウンドをあげ、数々の賞を受賞しました。その功績が評価され、1981年ドラフトにて全体1位でダラス・マーベリックスに指名され、彼のNBAキャリアがスタートしました。
彼の得点力はNBAに入ってからも問題なく通用し、1年目から平均18.7得点、4.9リバウンド、3.2アシストを記録しチームに貢献。3年目(1983-84)には、なんと平均29.5得点、5.9リバウンド、4.5アシストと大活躍。その後のダラスでのシーズンは20点を下回るシーズンはなく、オールスターにも3回選ばれるなど個人としては、充実したキャリアをダラスで過ごしていました。しかし、NBA制覇を果たすことはできませんでした。
1990年、アグワイアはデトロイト・ピストンズにトレードされ、ここで彼のキャリアは新たな章を迎えます。ピストンズは当時「バッドボーイズ」と呼ばれる激しいディフェンスとハードなプレースタイルで知られるチームで、彼はベンチ出場ながらも、攻撃面での貢献を続けました。ピストンズに加わったアグワイアは、1989-90シーズン、1990-91シーズンのNBA連覇というチームの成功に貢献しました。
1993-94シーズン、ロサンゼルス・クリッパーズに1シーズンだけ所属しその後引退しました。
生粋のスコアラー マーク・アグワイア
彼の長所は言うまでもなく、そのスコアリング能力です。フィニッシュ、ポストアップ、プルアップジャンパーどれをとっても一級品で、今の選手と見比べても遜色ないほどのスキルです。YouTubeで“Mark Aguirre offensive skills”と調べると彼がどれほどのスキルを持った選手なのかわかるのでぜひ。
マーク・アグワイアのベストゲーム
彼個人としてのベストゲームは、1987-88シーズンのプレイオフ第一回戦。ロケッツとのgame4で彼は、33分出場し38得点、5リバウンド、2アシスト、3スティール、1ブロックを記録し、勝利に貢献。このゲームでの彼の凄いところが、前半は6得点であったのに、3クオーターに爆発しこのクオーターだけで27得点を記録。彼の得点力と爆発力が顕著に出たグッドゲームでした。こちらもYouTubeで“Mark Aguirre At His Best (38p) – 1988 Playoffs Mavs @ Rockets R1 Game 4”と調べるとハイライトが見れるのでぜひ。
終わりに
いかがだったでしょうか。スター選手だった選手が、キャリアの後半に持ち味を維持しつつ、ベンチプレイヤーやロールプレイヤーとして活躍することが私はとても好きですが、皆さんはどうでしょうか。ウエストブルックなどもこのルートをたどって、優勝を経験してほしいですね。といったところで、今回はこの辺で。それでは💤
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