マリオ・チャルマーズ 最高のロールプレイヤー⑫

こんばんは。つい最近、自分の勤める会社で就活生が面接しているのを見かけました。いやー、緊張していましたね~。自分もド緊張でした。ありきたりな「潤滑油」なんて言葉を使ったりして。笑   よく、こんなん雇ったなマジで。笑 就活生の皆さん、大丈夫こんなんでも雇ってもらえたから。自信もっていきましょう!!

さて今回紹介するのは、「潤滑油」という言葉がふさわしい選手だったマリオ・チャルマーズを紹介いたします。

マリオ・チャルマーズのキャリア

マリオ・チャルマーズはカンザス大学で3年間プレー。3年時のNCAAトーナメントでの活躍を引っ提げて、2008年のドラフトにエントリーしました。結果は、全体34位でティンバーウルブスに指名されました。その後、未来のポイントガードを欲していたヒートにトレードされました。

シーズン前こそ、マリファナや女性問題で騒動を起こしていましたが、ふたを開けてみれば、ルーキーシーズンから82試合全てでスタメンで出場し、平均32分のプレータイム、10得点、2.8リバウンド、4.9アシストを記録。オールルーキーセカンドチームにも選出されました。

2009-10シーズンは73試合中22試合にスタメン、2010-11シーズンは70試合中28試合にスタメンとルーキーシーズンよりは落ち着きましたが、ロールプレイヤーとして20分以上出場し、チームに貢献しました。

2011-12シーズンにはスタメンに返り咲き、出場した64試合全てでスタメンとして活躍。続く2012-13シーズンでも77試合全ての試合でスタメン出場。スタッツ面では特筆した活躍はなかったものの、2年連続で不動のスタメンポイントガードとしてレブロン、ウェイド、ボッシュの陰に隠れて、チームの2年連続優勝に貢献しました。

次シーズン(2013-14)も出場した73試合全てでスタメンとして活躍。しかし、その年のファイナルでトニー・パーカーやパティ・ミルズに苦戦し、第5戦では先発から外されてしまい、ヒートは1勝4敗で敗退してしまいました。2014-15シーズン。ゴラン・ドラギッチが移籍してきた影響で、スタメンとしての出場は減ってしまいました。しかし、平均プレータイムはほぼ据え置きで約30分。10.2得点、2.6リバウンド、3.8アシストを記録し、シックスマンとして活躍しました。

翌シーズン(2015-16)序盤に、グリズリーズにトレード。55試合に出場し、平均22.8分、10.8得点、3.8アシストを記録しました。翌年は、右足アキレス腱断裂の影響で全休。その翌シーズン(2017-18)グリズリーズと再契約し、66試合に出場。プレータイムも21.5分、7.7得点、2.4リバウンド、3.0アシストを記録し、再起したように見えましたが、翌シーズン(2018-19)はNBAのチームで契約はもらえず、それからは活躍の場をヨーロッパに移しています。

ミスター潤滑油 マリオ・チャルマーズ

彼の長所は、複数のスター選手が並んでも邪魔にならない使いやすさ!!… ではなく、スター選手並みの勝負強さです。シュート本数自体はキャリア1試合平均で7.2本と少なめですが、その割には印象的なシュートをことごとく決めています。

・2008年のNCAAトーナメントでも同点3ポイント。

・2010-11シーズンの第3戦、第5戦での超ロング3ポイントブザービーター。

・2012-13シーズンのファイナル第7戦の3Qの超ロング3ポイントブザービーター。

とふと思いつくだけでこれだけあります。他にもいくつかブザービーターを決めていると思うので、気になる人はYouTubeで調べてみてください。上で挙げたブザービーターは下に動画をはっておきますのでぜひ。

マリオ・チャルマーズのベストゲーム

「潤滑油」としての印象が強いチャルマーズですが、彼のベストゲームをあげるなら、個人的には2011-12シーズンのサンダーとのファイナル第4戦ですかね。2013年のキングス戦と迷いましたが、試合の重みでこっちかなと。彼はこの試合で33分出場し、ウェイドと並ぶ25得点、2リバウンド、3アシスト、2スティールとスター選手並みの活躍をみせ、勝利に貢献しました。下に動画をはっておくので、ぜひ。

終わりに

いかがだったでしょうか。いま記事を書いていて気付いたのですが、彼はNBAキャリアの平均出場時間は、26.7分と結構な時間コートにいるんですね。それだけ信用できる選手だったんでしょう。まさしく、最高のロールプレイヤーですね。といったところで、今回はこの辺で。それでは💤

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