こんばんは。もう少しで新年度ですね。いや~。次から次へと新人が増えていくんでしょうね。まだまだ、新人のつもりなんですけどね。そういうわけにはいかないですね。先輩として頑張っていかないと。
さて、今回は最高のロールプレイヤー第16弾。万能フォワード。デニ・アブディアを皆さんに紹介いたします。
デニ・アブディアのこれまでのキャリア
デニ・アブディアはイスラエルの北部で、両親ともにバスケットボール選手というエリート一家のもとに生まれました。彼は、16歳で欧州屈指の強豪、マッカビ・テルアビブBCに入団。プレータイムは少ないんがらも、2年間プレーし、リーグ優勝も経験しました。国際大会でも、結果を残しており、FIBA U20ヨーロッパ選手権でイスラエルチームが2018年、2019年と二度の金メダルを獲得する原動力となり、2019年大会ではMVPにも選ばれました。
その結果を引っ提げて、2020年のドラフトにエントリー。当時八村も所属していたウィザーズに全体9位で指名され、NBAキャリアをスタートしました。
ルーキーシーズン(2020-21)、シーズン終盤の骨折により、54試合の出場にとどまったが、32試合でスタメン出場。平均23.3分出場し、6.3得点、4.9リバウンド、1.2アシストを記録しました。翌シーズン(2021-22)全試合に出場したものの、カイル・クーズマやポルジンギスの加入もあり、スタメンとしては8試合のみの出場となりました。しかし、プレータイムはほぼ据え置きのではありましたが、平均8.4得点、5.2リバウンド、2.0アシストを記録し少しだけ成長を見せました。その後も2022-23シーズンは平均26.6分で、9.2得点、6.4リバウンド、2.8アシスト。2023-24シーズンは平均30.1分で14.7得点、7.2リバウンド、3.8アシストと着実に成長を見せました。
今シーズン(2024-25)はマルコム・ブログドンや指名権とのトレードで、トレイルブレイザーズに移籍。チームが変わっても調子を落とすことなく、平均14.8得点、6.4リバウンド、3.5アシストと、万能っぷりをみせ活躍し続けています。
良血万能プレイヤー デニ・アブディア
彼の長所は、そのユーティリティプレイヤーっぷりです。昨シーズン(2023-24)彼は平均で7リバウンド以上、3アシスト以上を記録しています。これを達成したSFは、レブロン、テイタム、スコッティ・バーンズ、マイルズ・ブリッジズそして、デニ・アブディアと5人しかいません。この名だたるメンバーに入れていることは、彼の万能選手ぶりが表わされていると思います。また、オフェンス面だけでなく、ディフェンス面でもすべてのポジションを守ることができ、ペリメーターディフェンスにおける能力の高さを兼ね備えています。このように、彼は現代のNBAにおいても屈指のユーティリティプレイヤーであると言えます。参考動画を載せておきますので、時間のある人はぜひ。
オフェンス↓
ディフェンス↓
デニ・アブディアのベストゲーム
そんなユーティリティプレイヤーとしての評価が高い彼ですが、彼のベストゲームは、2023-24シーズンの2月14日のペリカンズ戦です。この試合彼はスタメンで40分近く出場し、43得点、15リバウンド、3アシストを記録。チームは負けてしまったものの、プラスマイナス値で+14を出し、オールスターレベルのイングラムを圧倒しました。下にハイライトを貼っておきます。
終わりに
いかがだったでしょうか。個人的に彼は、将来的にアーロン・ゴードンのような優勝チームのラストピースになれる選手だと思っています。これからも注目していきたいですね。といったところで、今回はこの辺で。それでは💤
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