オチャイ・アバジ これからくる!はず…なNBA選手⑫

こんばんは。今回は、ラプターズの24歳スコアラー。オチャイ・アバジを皆さんに紹介いたします。

オチャイ・アバジのこれまでのキャリア

オチャイ・アバジは、テキサスA&M大学やウィスコンシン大学からのオファーを断り、カンザス大学へ進学しました。1年目レッドシャツの制度の対象であったため、全休の予定でありましたが、チームメイトの怪我の影響で人員不足となり、特例で出場することになり、22試合に出場し、16試合でスタメンを務めました。スタッツは、8.5得点、4.6リバウンド、0.9アシストを記録しました。

2年目のシーズンは、31試合全てでスタメンで出場。スタッツも、プレータイムが増えた影響で、10.0得点、4.2リバウンド、2.0アシスト、1.2スティールを記録しました。

3年目も30試合全てでスタメン出場。昨シーズンからさらにスコアリング能力を伸ばし、14.1得点、3.7リバウンド、1.9アシスト、1.1スティールを記録しました。勢いのままNBAドラフトにエントリーするも、結果は指名されず、大学に戻りました。

勝負の4年目のシーズン、39試合全てでスタメン出場。チームも彼自身も飛躍のシーズンとなり、チームはクリスチャン・ブラウンジェイレン・ウィルソンと共にNCAA優勝。アバジ自身もビッグ12最優秀選手賞、オールビッグ12ファーストチーム、NCAAトーナメントMOPなどの個人賞を受賞。スタッツも、18.8得点、5.1リバウンド、1.6アシストを記録し大学キャリア最高のシーズン過ごしました。

その結果もあり、2022年ドラフトでは、全体14位でキャバリアーズから指名されました。その後、ドノバン・ミッチェルのトレードに巻き込まれ、彼のキャリアのスタートはジャズで迎えることとなりました。

ルーキーシーズン(2022-23)彼は、59試合に平均20.5分出場。7.9得点、2.1リバウンド、1.1アシストを記録しました。ぱっとしないスタッツではあるものの、3月20日のキングス戦では、27得点。4月8日のナゲッツ戦では、28得点と大活躍した試合もありました。

2023-24シーズン、彼はシーズン後半にラプターズへとトレードで移籍となるも2チームで、78試合に出場。しかし、スタッツ面での伸びは見られず、5.8得点、2.8リバウンド、1.1アシストとなりました。

今シーズン(2024-25)は、去年よりプレータイムを多くもらっており、シュート効率が改善、平均得点も2桁に乗せています。

成熟するスコアラー オチャイ・アバジ

彼の長所は、オフボールの動きとスコアリング能力です。ハンドラーに合わせた動きがよく、カッティング、スライドの動き、ピックアンドロールのロール役が長けています。スリーポイント、フィニッシュ、ミドルレンジと特に苦手なレンジはなく、エースになれないにしても、貴重なオフェンシブプレイヤーとして息の長い選手となるでしょう。

オチャイ・アバジのキャリアベストゲーム

彼のベストゲームは、今シーズン(2024-25)の11月27日のペリカンズ戦です。彼はこの試合スタメンで、27分出場し、24得点、6リバウンド、2アシスト、1スティール、1ブロックを記録し勝利に貢献。シュートを10本中9本、スリーポイントも7本中6本ととんでもない効率で得点を重ねました。ルーキーシーズンに記録した28得点よりこちらを選んだのは、効率面でこちらの試合の方が優れていたからです。ハイライトを下に貼っておきます。

終わりに

いかがだったでしょうか。24歳と若手といえるギリギリの年齢ではありますが、最近の彼はとてもいいオフェンシブプレイヤーとして成長してます。ぜひ彼のこれからの活躍を見てください。といったところで今回はこの辺で。それでは💤

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