こんばんは。今回は、開花してほしかった選手シリーズ。ショットクリエーターとして大学で評価されていたジャレット・カルバーを皆さんに紹介します。
ジャレット・カルバーのキャリア
ジャレット・カルバー高校生時代から頭角を現し、大学進学前に3つ星評価を受けていました。彼は、ベイラー、テキサスなどの名だたる名門大学からオファーが来る中、テキサス工科大学に進学を約束をしました。
彼は、大学に入学すると1年目から37試合中20試合でスタメン出場し、26.4分のプレータイムをもらうと、平均11.2得点、4.8リバウンド、1.8アシスト、1.1スティールを記録しました。そして、2年目のシーズン彼は38試合全てでスタメン出場し、32.5分のプレータイムで、18.5得点、6.4リバウンド、3.7アシスト、1.5スティールを記録し、オールアメリカン2ndチーム、ビッグ12年間最優秀選手など数々の賞を受賞。チームのエースとして、NCAAトーナメント準優勝に導きました。
その勢いのまま2019年のドラフトエントリーし、全体6位でサンズから指名されました。その後、11位指名とダリオ・シャリッチとのトレードでティンバーウルブスにトレード。彼は、ウルブスでNBAのキャリアをスタートしました。
ルーキーシーズン(2019-20)彼は、63試合に出場し、35試合でスタメンを務めました。1月のグリズリーズ戦で24得点、ラプターズ戦で26得点と活躍した試合もあり、プレータイムも23.9分をもらっていたものの、全体では平均9.2得点、3.4リバウンド、1.7アシストと期待された結果を残すことができませんでした。
2年目のシーズン(2020-21)右足首の手術の影響もあり、34試合の出場にとどまった。また出場した試合も思うような活躍ができず、役割も減少。14.7分のプレータイムで5.3得点、3.1リバウンド、0.7アシストと去年よりもさらに成績を落としました。
3年目(2021-22)パトリック・ビバリーとのトレードで、グリズリーズに移籍。しかし、同じポジションには、デズモンド・ベインやディアンソニー・メルトンがいたこともあり、チャンスをあまりもらえず、37試合で9.1分のプレータイム、3.5得点、1.3リバウンド、0.9アシストとなり、Gリーグでも過ごしました。なお、4年目のオプションは行使されず、翌シーズンはフリーエージェントになりました。
4年目(2022-23)彼は、ホークスと2way契約を結びました。しかし、マジック、ナゲッツ、サンダーの3連戦で平均29分のプレータイムをもらったものの結果を残すことができませんでした。その結果その後の試合に使われず、結果的にシーズン通して10試合のみに出場。13.7分のプレータイムで、4.4得点、3.8リバウンド、0.6アシストと残念な結果となりました。
その後は、10日間契約でマジックなどのチームと契約するものの、チャンスを活かしきることができず、Gリーグでキャリアの大半を過ごしています。
ショットクリエーターとしての彼はどこへ... ジャレット・カルバー
そんなNBAでのキャリアは苦しんでいる彼ですが、彼の持ち味は、ショットクリエイト能力だと思います。狭いエリアでもテクニックを駆使し得点を取ることができます。あと個人的には、彼のスピンムーブが鋭くて好きです。一番輝いていた大学時代のハイライトを載せておきます。
ジャレット・カルバーのベストゲーム
彼のベストゲームは、ルーキーシーズン(2019-20)の1月18日のラプターズ戦です。彼はこの試合スタメンで30分出場し、26得点、4リバウンド、1アシスト、1スティール、2ブロックと活躍。試合には負けたものの、アンドリュー・ウィギンスやカール・アンソニー・タウンズよりも活躍した試合でした。
終わりに
いかがだったでしょうか。まだ26歳なので何とかコツをつかみ、NBAで活躍する姿が見たいものです。といったところで、今回はこの辺で。それでは💤
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